「ライブに向けたステージの衣装、どうしよう。」

「普通の服って楽器弾く時袖が邪魔なんだよな......」

楽器を初めてしばらくすると、このような悩みに頭を抱える経験もしばしば。

そんな演奏中のストレスを解消し、鏡の前からステージまでを鮮やかに彩るアパレルブランド「Azimech」をご紹介します。

水中スピカでギターボーカルを務める千愛氏に、徹底的な“現場視点”に裏打ちされた独自のこだわりとデザインへの想いをインタビュー。Cullateと共に新しく提案する「一歩外へ出るための服」の魅力を紐解きます。



Azimechの始まり

ーー 元々はどういうきっかけでブランドを始められたんですか。

千愛:元々服はすごく好きだったんですけど、最初はブランドをやって販売するなんて全く思っていませんでした。実は、バンドの衣装作りから始まったんです。私とか、ギターの野口とかは元々服好きだったんですけど、全然興味ないメンバーもいたんですよ。ライブ何着たらいいのかわかんない、みたいな。だったら、こっちで作ってこれ着ちゃえば、みんなでおしゃれになれるじゃないですか。お揃いで着れば、ステージ映えもするし。それで、最初は衣装を作ったんです。衣装自体はアパレルブランドの方が一緒に作りませんかって声をかけてくださりました。だから、音楽とブランドの雰囲気が統一できているのかなと思います。

ーー 私もギター弾く時にかっこいい服欲しいな、と思うことたくさんあります。音楽をやる上で、人前に立つときに着れる服って案外少ないですもんね。

千愛:そうなんです。ライブの物販とかでも売ってるんですけど、私たちが思っているより好評で。5000円くらいのバンドTシャツならともかく、何万単位の服が買ってもらえるなんて想像もしてませんでした。

 

ーー それだけ需要があるということですよね。実際、こだわりが詰まっているのが着ていてよく伝わってきます。

千愛:嬉しいです。こだわっているところはたくさんありますね。例えば、ギタリストだと服にしっかりとした幅があるだけでギターを持った時に映えるんですよ。人前に立って、見られることを前提として作られている服なので、シルエットにもこだわっていますね。

 

ーー シルエットにも、ということはそれ以外にも細かい工夫が詰まっているということですね。

もちろん!私自身、ギタリストだからこそ思いついたアイデアがたくさん詰まっています。



Azimechの強みは、デザインだけじゃない

ーー ギタリストの悩みが服で解決できるんですか。

千愛:そんなに大袈裟なものではないですけど。でも、演奏中の細かいストレスを無くすということだけでも変わることって多いと思うんです。例えばうちのギターの野口は、右手の袖が垂れてるのがすごく嫌らしくて、袖の紐をひっぱって絞った上に、まくって紐で結んで留めて弾いてます。元々はユニセックスのアイテムだから袖の長さを調節できるようにっていうアイデアだったんですけどね。

(Earth Black Pullover 袖を紐で縛っておくことで演奏のストレスにならない。)

女の子が着たときに袖が余って邪魔、なんてことがないようにしています。ユニセックスの服で一番困るのは、着幅より袖の丈とか着丈なので、全部紐で調節できるようにしています。

 

ーー すごく面白い視点ですね。実は、Cullateの服もそういった視点で作っているんです。例えばHibi Lounge Pantsというアイテムは裾が絞れるようになっていて。これは裾を引きずっていると椅子のキャスターに絡まったりするから、という理由なんですが、こういった着眼点が近いなと。

千愛:確かにそれってステージでも便利そうですね。裾を引きずっているとステージの上で踏んじゃったりしますし、エフェクター踏む時に引っかかったりするんですよ。ギタリストとしての視点で見ると、そういう使い方もありますね。

(HIbi Lounge Pantsの裾 画像の様に絞って使用することができる。)


自分なりのコーデで、自分なりのステージを

ーー デザインにはどのような思いを込めているのでしょうか。

千愛:全ての服において誰でも履けるように心がけて作っているんです。例えばパンツであれば私も履けるし、私よりかなり大きい野口も履けます。誰でも快適に、どんな身長でもどんな体型の方でも服を楽しんでいただけるように。

 

ーー 誰でも着られるように、という点にこだわっているんですね。

千愛:そうですね。ぜひ着方も人それぞれ変えていただきたいと思っています。例えば刺繍ジャガードブラウスだと、胸元に紐がついています。女の子は羽織ってリボン結びしても可愛いし、結ばずに垂らしておいてデザインとしても使えるし、固結びとかしてもクールに着れるし、いろんな着方がありますね。この服も、袖口に特徴があるんですよ。袖が折れるようになっていて、折った時のシルエットも美しくなるようにしています。

(刺繍ジャガードブラウス 袖口を折って使用するのが考えられたデザインになっている。)

 

ーー 先程のEarth Black Pulloverも、袖口を紐で調整できるのが特徴的でした。

千愛:この服は特にギタリストならではの視点が入っています。実は、ギターを構えた時に映えるシルエットになるように作っているんですよ。勿論先程の様に袖が垂れてくるのを紐で縛ることもできますし、どのような体型でも紐で合わせられるようになっています。(Earth Black Pullover ギターを持った際に映えるシルエットが計算されている。)

 

千愛:Lycorisシリーズではどんな人でも履けるゴム素材のウエストにしているのと、ステージ衣装としてでも、日常使用としてでも使えるようにブラックも用意した2色展開にしています。どなたでもストレス無く、自分の好きな着方を自分で見つけて着ていただけるように。皆さんなりの生活スタイルで、皆さんなりのコーデを楽しんで欲しいです。

(Lycoris Pants ウエストがゴム素材になっているため、性別体型を問わず着用できる。)

 

千愛:あ、そうそう!あとは洗濯ですね!私たちツアー先でジャバジャバ洗っちゃうこと多いんですよ。だからシワになりにくい生地を選んでます。基本的にはポリエステル100%ですね。皆さんも扱いに困ることはないと思いますよ。

 

ーー 商品の中には巾着もあるんですよね。

千愛:服と同じ生地で作ってるんですよ。セットで持ってるとおしゃれに見えますね。旅行行く時に充電器とか、化粧品とか入れるためのポーチに使ってもらえるといいなと思います。

ーー 私はカポとか、ピックとかを入れるのにも使っています。生活でよく目に映る日常使いするものが、好きなバンドの方が手がけられているグッズというだけで生活がワクワクしてくる感覚、ありますよね。

千愛:そう思って使っていただけてると嬉しいですね!ノベルティも、ビニールクリアポーチ、ポスターカードを用意してるので、そういうふうに思って使っていただけるとありがたいです。Azimechは、皆さんの生活がこのアイテムたちでさまざまに味めくことを願って、これからも作り続けていきます。

 

ミュージシャンへの細かな気配りと、徹底的な現場視点に裏打ちされたAzimechの理念。我々Cullateはこの思想に共感し“家の中(Hibi Lounge)から一歩外へ出る為の服”としてAzimechを定義。各アイテムの取り扱いを開始いたしました。鏡の前からステージまで。ハレの日はもちろん、ふとした時の気分でさえ貴方の日常が味めくアイテム達。是非製品ページよりご覧ください。

(Writer:楠本夏音)